TOKEN Technology
正確な着弾が求められるミサイルの部品製造など、高い精度を求められる軍事産業で採用されている、5軸CNCマシンによる削り出しのハブボディです。
従来のCNCマシンで切削されたハブボディに比べ、より高強度で軽量、高精度なベアリングのハウジングはスム―ズな回転を約束します。
TFT(TOKEN FREE-SPEED TECHNOLOGY)
TFTベアリングとはABEC5規格のステンレスボールに1個だけ少しサイズの小さなセラミックボールを組み合わせたもので、常にベアリング内のグリスが適度に混ざり合い、ベアリング内をクリーンに保つのが特徴です。ベアリングシールは、大きく設計が見直されており、ゴム製シールの内側0.5mmにK5ステンレス鋼を挟むことによって、接触面積を極限まで少なくすることに成功しました。これにより摩擦が少なく、より高速、より快適な乗り心地を実現します。またグリスには最高品質のクリューバー潤滑剤を使用しております。
TBT(TIRAMIC BEARING TECHNOLOGY)
TBTベアリングとは、チタンコーティングされたレースとコーン、グレード5セラミックボールと特別に設計されたデュアルリップシールによるTOKENの代名詞とも言うべきテクノロジーです。
セラミックボールは頑丈で、非常に軽量、さらに腐食に対して耐性はありますが、未処理のスチールレースを傷つけてしまうため、ベアリングレースをチタンコーティングすることで、耐久性と回転性能を両立させました。
プレミアムベアリングとは高炭素鋼を用い、コストパフォーマンスに優れるベアリングです。一般的なベアリングに比べ耐久性に優れており、長期にわたってスムーズな回転を持続します。
ダイアメトリックスポークパターンとは、ドライブ側スポークのクロスしている中央にラジアル組のノンドライブ側スポークが存在する構造です(ディスクモデル除く)。
このようにして、スポークの本数をドライブ側とノンドライブ側で変えることにより、横剛性を高め、優れた加速感を持たせることに成功したほか、ロードノイズの削減にも成功し、快適性の向上も同時に実現しました。
「SWIFT-EDGE」とは、25C以上のタイヤに最適化されたワイドリム形状をとっており、タイヤの保持力を高めるほか、リムとタイヤ間の段差が少なくなるため、空気抵抗の減少にも貢献します。
AVT(ANTI-VIBRATION TECHNOLOGY)
「AVT(ANTI-VIBRATION TECHNOLOGY)」とはケブラーに似た高度な素材です。
この素材をカーボンリムに組み合わせることで、強度や軽量性を損なうことなく大幅に振動を軽減し、快適な乗り心地を実現します。
また、カーボン内部でAVT素材を接着する特殊樹脂が有効に作用しリムの耐衝撃性が上がります。
AVTは、衝突テストにより通常のカーボンリムよりも破損しにくく、高い安全性が証明されております。
カーボンリムの製造時に特殊な高耐熱エポキシ樹脂を使用しており、ブレーキング時に生じる熱から起こるリムの変形および破損を防ぎます。
また、専用設計のブレーキパッドを組み合わせることで、より効果的に温度上昇を防ぎ、ダウンヒルなどブレーキを多用する状況でも、安心してライディングに集中できます。
※Tg(ガラス転移点)とは、物質が加熱や冷却などにより、性質変化が生じる温度のこと。
※リムへのダメージを防ぐため、カーボンリム用のブレーキパッドを必ずご使用ください。
「AL+」とは強度が高く、軽量な最新のアルミニウム合金です。
従来のアルミニウム合金と比較した場合、10パーセントの強度向上を実現しました。
「TUBELESS READY」の表記があるホイールは、市販のチューブレス用バルブ、チューブレス用リムテープを装着し、自転車タイヤ用シーラント剤を注入することでチューブレスタイヤの利用が可能になります。
※チューブレス用バルブ、チューブレス用リムテープ、自転車タイヤ用シーラント剤は付属しておりませんので、別途お求めください。また、チューブレスバルブにはTOKEN TK3351、TK3351A、TK3352Aチューブレスバルブのご使用を推奨いたします。
UCI APPROVEDの表記があるホイールは、UCI公認レースで使用が可能です。
ベアリングの寿命を長く保つには、水や異物の浸入を防ぐシールが必要です。
BB の気密性を高めるために厚いシールを使用すると、回転時に抵抗となり、スムーズなぺダリングの妨げとなります。
「X-SEAL」は、TOKEN のBB に採用された特許取得済みのシール構造で、CNC 加工されたアルミ合金カバーに収納された2 つのゴム製リングで構成されています。
これにより、非常に精度の高いシールが実現し、回転部品間の接触を少なくすることができます。
さらに、水や異物の浸入が少なくなるため、ベアリングの耐久性も向上させます。
フュージョンテクノロジー仕様のBB にはアルミ製のカップ部分に樹脂コーティングが施されており、しっかりフレームにはまり込みます。
カップ部の樹脂コーティングはフレームを傷から守りながら、音鳴りの発生も防ぎます。アルミカップは、横方向への動きに耐えられるようベアリングを確実に保持します。
フュージョンテクノロジーのユニークな構造がTOKEN の優れたベアリングと組み合わさると、非常に高い耐久性・回転性能を持つボトムブラケットができあがります。
TOKENでは3年以上の歳月をかけてCONTI-FIBREという革新的なカーボンリム製造工程技術を開発しました。
カーボンリムは製造工程においてどうしても素材が重なってしまう部分や形状が均一でない部分ができてしまいますが、
高性能な機器で成形することにより極めて高精度に仕上げています。
結果リムは軽くなるだけでは無く、さらに強度を増すことができます。
OADを採用したリムは、CFD(数値流体力学)を用いてあらゆる路面状況にも対応できるよう成形されています。
CONTI-WAVE
CONTI-WAVE加工は、チェーンとの接触面を最小限に抑え、チェーンとプーリーの騒音を低減します。テンションプーリーの歯に沿って切削された独自形状により、ギア位置に関係なくプーリーとチェーンが噛み合い高い保持力をもちます。
また、チェーンプレート内側部分と歯の接触面積も82.5%減少し、チェーンとの接触面を最小限に抑えることで駆動音とパワーロスを最小限に抑え高い駆動効率をライダーにもたらします。