Brand Information
ラピエールは、ワインとマスタードで有名なフランス・ディジョンに拠点を置き、創業1946年というフランスでも老舗に数えられるブランドです。現在はロードバイク、MTB、クロスバイクを中心とした総合自転車メーカーとしてヨーロッパを中心に展開し、年間生産台数はのべ9万台を誇ります。
60年以上の長い歴史の中ではフランス国内での流通が主でしたが、2002年よりインターナショナルマーケットに進出。まずはフランス語圏より、次第に英語圏へシェアを拡大しました。
ラピエールは、KOGAやREDLINEといったブランドを所有するオランダのアクセルグループの一翼を担い、シマノ・ヨーロッパともより良い関係を築いています。そういった最良の環境の中で最先端のテクノロジーを駆使し、時代をリードした製品をリリースできるのです。たとえばロード用製品のプロトタイプをサポート・プロチーム"FDJ"を介してテストに貢献するなど、レース活動と同時に機材開発の分野にも貢献しています。
MTBではワールドカップダウンヒルで10回も金メダルを獲得したニコラ・ブイヨが製作に関わり、オリジナルDHバイクをリリース。また複数のチームサポートを行っており、フランスではロードバイクと同等、それ以上の人気を集めています。
本社では、コンプリートバイクのアッセンブルを行い徹底したクオリティコントロールを目指します。いくつかのセクションは "ワークショップ"と呼ばれ、職人の手作業によりバイクを迅速に確実に組んでいきます。バイク1台1台には、チェックシートが添付され、組み付けを行った担当者がサインを入れることで、コンシューマーに信頼と安心を提供します。
さらに設計やプロスペック用バイクの製作、強度試験などを行うブースなど開発に必要なすべての要素を揃え技術革新も怠りません。フランス広しといえども、これほどまでの規模の工程を自社で行うブランドはほかに存在するでしょうか?その答えはラピエールに乗っていただければわかります。
ラピエール本社の大きなエントランスには最新鋭のバイクが展示され、ゲストをもてなします。
会議室には、ツール・ド・フランスのマイヨ・ジョーヌをはじめ、これまで獲得したリーダージャージが展示されています。バイクアッセンブルを行うワークショップでは、熟練した職人たちが1台ずつ組み付けを行います。
バイクには、担当者のサインシートが添付され、高い品質と安心を提供します。開発部門では日夜、プロライダーの声とエンジニアの手腕によって優れたサスペ ンション機構が具現化されていきます。そして世界中のサイクリストを満足させるために、最先端のバイクを常に開発しているのです。
Folge 96 - Enduro Bike Test - Lapierre Spicy 516 from MTB-freeride.tv on Vimeo.